私たちについて

長年活動する多胎育児サークルの有志メンバーです
多胎育児はとても大変です。
日々小さな赤ちゃんを同時に相手にすることや細切れの睡眠、慢性的な人手不足。
その中でも多胎児の家庭では外出することは準備なども含めて非常にハードルが高く一苦労となってしまうので、家の中にこもりがちです。
多胎児に関する悩みや支援ニーズは、成長の過程によって変化します。私たちはこれから続く多胎児家庭のためにも行政の変革を望みます。
代表者あいさつ

はじめまして
初めまして。現在双子を育児しながらこの活動をしております。
ベビーカーを車から「降ろす」スペースがなく何度かスーパーで買い物もできず帰宅したことがあります。その後しばらくは外出する気力もなくなりネットスーパーを使っておりました。
市役所に問い合わせても期間は延長できませんと言われてきました。が違う担当者に伝えたところ署名活動をしてみたらどうか?とのアドバイスを頂いたためこの取り組みを始めました。
日本では双子や三つ子などの多胎児出産の割合が総分娩数の約1%であり、全体で見れば少数で当事者にしか理解できない大変さがあります。
多胎育児においては「授乳回数の多さ」「睡眠不足」「過大な心身への負担」など過酷な実態が問題となっています。
なぜその大変さが世間には認知されないのか。
それは多胎育児の大変過ぎる期間は数年だと信じて、多くの人は精神的に相当苦しんだとしてもそれを声に出さずにじっと耐え抜いていたり、声をあげる気力も暇もないのが実情ではないかと思います。
そうして問題が可視化されず、世間がそれに気づくのは、死亡事故や事件が起きた時。
多胎育児は、単胎育児の場合よりも虐待死の発生頻度が2.5~4倍高まるという調査結果※もあります。
2018年には愛知県豊田市で、母親が生後11カ月の三つ子の次男を畳にたたきつけて死亡させるなど、痛ましい事件が相次いでいます。
皆ギリギリのところで耐えている。
悲しい事故をこれ以上出さないためにも、行政支援の変革を私たちは待つのではなく、声をあげて行動を起こしていきたいと思います。
日頃からの継続的な支援ができる社会になることを願っています。
※出典元:
一般社団法人 日本多胎支援協会「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」
まずは行政支援変革の一歩として、私たちは「おもいやり駐車場の多胎児使用延長」の署名活動を始めることにしました。
どうか活動について賛同いただけましたら、ぜひ署名サイトでも賛同をお願いできればと思います。